「地方創生に地域のPR動画を作りたい」
「地域のPR動画による効果がわからない」
「関東のPR動画の成功事例を知りたい」

地域おこしのためにPR動画を活用したいと考えると、上記のような悩みを抱えている方は多いのではないでしょうか。

近年は、気軽に世界中へ動画を配信できる時代。そのため、地域の魅力を伝えるさいに映像を活用するのは非常におすすめです。

ただ、地域のPR動画を作成する目的やマーケティング手法などを、あまり詳しくない方は多いでしょう。

そこでこの記事では、地域のPR動画を制作したい方へ、動画の目的や制作時のポイントを解説します。関東地方で成功したPR動画も5つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。

地域PR動画の目的とは

地域のPR動画とは、地方の活性化を目的とした観光スポットや特産物などを紹介する動画です。別名で「インバウンド動画」とも呼ばれる場合もあります。

観光客の招致はもちろんですが、定住促進の施策として地域のPR動画を利用する団体も多いです。

そのほかにも「シティプロモーション」や地域のブランディングを行うためにPR動画が作成されます。

地域PR動画のマーケティング手法

PR動画を作っても、多くの人に見られなければ意味がありません。ただ、動画の拡散方法について、頭を悩ませている方は多いのではないでしょうか。

そこで、地域のPR動画のマーケティング手法としておすすめの方法を3つご紹介します。

まず、地域の内容に特化したYouTubeチャンネルを作成する方法があります。YouTubeの利用者は年々増加しており、若い世代はもちろん40代以上の方も動画を見たり、配信を行ったりしています。

そこで、地域の魅力を伝えるためのYouTubeチャンネルを作成し、PR動画をアップロードしていきましょう。

たとえば、宮崎県小林市の移住促進PRムービーは再生回数280万回を超えており、多くの方に見られています。

地域のPR動画を多言語で配信し、グローバル対応をしていくことも大切です。年々人口が減少している日本では、外国からの観光客や移住者をどれだけ多く集められるかが、地方にとって重要です。

そのため、多言語化した動画を作り外国人でも内容がわかるPR動画を作っていきましょう。

YouTubeで1.5億回再生されている北九州市の地域PR動画「COME ON!関門!」は、動画内の会話はすべて英語です。

動画へのコメントも外国人が多いことから、グローバル対応した地域動画の成功例といえるでしょう。

地域のPR動画をドラマやストーリー仕立てにしていく施策も、多くのファンを集められる可能性があります。

昨今、TV CMやWebCMで、ストーリー仕立ての広告はよく見かけるのではないでしょうか。

たとえば、大手携帯会社やトヨタなどのCMではストーリー性が含まれています。

このストーリー性を持たせるのは、視聴者の「感情」の部分に強く訴えかけられるからです。

人間が商品を買ったり、旅行に行ったりする行動は「楽しそうだから行ってみたい」「なんとなく面白そうだから買いたい」などの感情に左右されます。

この感情面を揺さぶるためには、ストーリー性を持たせることが非常に有効的です。また、ストーリー仕立ての動画などは、記憶に残りやすく、話題性もあります。

このような理由から、地域のPR動画もストーリー性を持たせると、多くの人の記憶に残る可能性があるでしょう。

関東地方の地域PR動画の成功例5選

地域のPR動画に携わったことがない場合、具体的なイメージが湧かないでしょう。そこで、ここでは関東地方の地域PR動画で成功した5つの事例をご紹介します。

動画の特徴や目的なども解説しているので、ぜひ参考にしてください。


埼玉県東部に位置する久喜市をPRするために、住民がダンスを踊る姿が特徴のPR動画です。

上記の動画には、他にも「1000人クッキーダンス」「クッキーダンス第二弾」など複数のPR動画がストーリー仕立てで作られています。

老若男女の方々がダンスに参加しており、地域の優しさやあたたかさが伝わってくるため、久喜市は非常に住み心地のいい街だと感じられるでしょう。


埼玉県全体の観光PR動画「#女子旅埼玉」では、秩父編や川越編など複数の動画で埼玉の魅力を伝えています。今まで知らなかった埼玉の観光名所を、あらたに知ることができるでしょう。

タイトルに「#女子旅埼玉」とあるよう、女性の観光客をターゲットに作られた動画です。インスタ映えスポットや楽しそうなアクティビティの映像により、埼玉に訪れたくなります。


千葉県北西部に位置する印西市のPR動画です。住みやすさやアクセスの良さを伝えており、印西市への定住を促すことを目的としています。

動画の特徴は、インド映画風の音楽と映像展開。印西市の「印」と印度(インド)の「印」をかけたもので、印度だと思ってやって来た街が、実は印西市だったという内容です。

他の自治体では行っていない印象の強い動画で、YouTubeでは16万回以上再生されています。


「水戸黄門漫遊マラソン」や自転車レースの「かすみがうらエンデューロ」、サーフィンの大会「OARAI CUP」など、地域イベントの映像を盛り込んだ茨城県のPR動画です。

茨城県のアクティブイベントへの参加を促すことが狙いだと予想できます。

特徴的な軽快な音楽とテンポのいい動画展開により、おもわず見入ってしまう映像です。


栃木県宇都宮市のシティプロモーション支援事業として作成されたパラパラ漫画でのPR動画です。

特徴は、親子の絆と少年の成長を描いた感動するストーリー。餃子や自転車などの地域の産業を取り入れた演出で宇都宮の魅力を伝えつつ、親近感が湧くイラストとBGMで感動を呼びます。

街の魅力を伝えるだけでなく、インパクトのあるPR動画ですので、見た人の記憶に残りやすいでしょう。

PR動画を制作して地方を活性化しよう!

より多くの方にご自分の地域を知ってもらうためには、PR動画の制作は非常におすすめです。

YouTube以外にも、ターゲットによって配信する媒体を変えていきましょう。若い世代に見て欲しいならインスタグラムやTwitter、40代以上の方などはFacebookを推奨します。

1億回以上再生されるPR動画もあるため、上手にマーケティングができれば多くの観光客や定住者を招致できる可能性があります。

記事を参考に、ぜひ地域や自治体のPR動画の制作に役立ててください。

(写真はpexelsより)