5G時代に向けて、動画広告市場が年々拡大しています。動画は、テキストや静止画像よりも多彩な表現が可能になるため、中にはユニークなコンテンツでバズるものも多いのです。 このページでは、実際の事例を見ながら、個性あふれる動画コンテンツの事例をご紹介致します。

動画マーケティングのメリット

動画マーケティングを成功させるためには、拡散性の高さが重要です。うまくSNSなどでバズらせる(拡散させる)ことができれば、テレビとは比較にならないほどの高いコストパフォーマンスを発揮します。 その中でも特に大事なのがクリエイティブです。個性的なクリエイティブがバズることで、ユーザーが無料の営業マンとなって、友達同士で宣伝してくれるようになるのです。

動画のミッションを決める

動画広告の最適なクリエイティブは、動画のミッションによって変わります。 目的が商品やサービスのコンバージョン(成約や購入)を上げることなのか、イメージや認知度をアップさせるのかによって、作るべき動画が変わるのです。 まずは、何を目的とするのかを明確にして、動画制作に取り組みましょう。

認知・イメージアップの動画広告

イメージアップの事例では、とあるご当地PR動画をご紹介します。地方創生の一環として、各自治体がPR動画を作っています。SNSなどでバズれば、若者を中心に大きな拡散効果が得られるので、移住の誘致にも効果的です。 宮崎県日向市は、有名なサーフスポットです。内気で引きこもりがちなオタクが、日向市の海や人々の魅力に惹かれ、アウトドアなサーファーに成長していくストーリーが表現されています。
しかし、この動画がバズったのは、動画コンテンツ以外のところにありました。 この撮影を指揮していた東京の映像会社の西沢陽子さんが、主人公にサーフィンを教える役の松本哲也さんと恋に落ちてしまい、撮影者自らが、移住者第1号になったのです。 実際に東京から日向市に行った撮影者が、本当に移住してしまうという、これ以上ないストーリーが話題を呼びました。やらせも一切ない、リアルなストーリーが、SNSでは反響を呼びます。 そして、この動画は続編が作られました。西沢さんに目をかけていた上司の小澤プロデューサーが日向市を訪れ、サプライズウエディングパーティーを仕掛けるという内容になっています。
このようなドキュメンタリー風や、偶然の産物を等身大で届けられるのは、動画のメリットです。

コンバージョンのための動画広告

メルセデス・ベンツ日本では、ゲームの「スーパーマリオ」とのコラボ動画を制作しました。
動画のターゲットは、40歳以下の若い世代でした。メルセデス・ベンツは、「価格帯が高く、手を出しにくい」というイメージを払拭するため、ターゲットの世代なら誰もが知っているゲームを採用したのです。 結果、40歳以下の来店のアップにつながっただけでなく、ベンツとマリオという意外な組み合わせが話題を呼び、メディアでの拡散効果もありました。 ターゲット層の「敷居が高そう」というイメージを見事に払拭し、来店というコンバージョンをアップさせた事例です。 次は、日本でもスポーツ用品が人気の株式会社アンダーアーマーです。海外版の動画「I WILL WHAT I WANT」という動画の効果で、サイトへの流入が42%アップ、コンバージョン率が28%アップしました。
ストイックにトレーニングに励む女性ですが、SNSのコメントが周りの壁に表示されています。 中には、アンチコメントと呼ばれる喜ばしくないコメントもありますが、周囲のコメントには目もくれずにひたすらトレーニングに励んでいます。 そんな一心不乱な姿が、スポーツに励む人々の共感を呼んだのでしょう。

ブランディングの動画広告

タマホームのテレビCMといえば、明るい音楽に乗せて芸能人やアイドルが登場するCMをイメージしますが、こちらの広告では一風変わった動画を使っています。
こちらの動画では、二人目の子供を産むか産まないかの家族会議の様子を描いています。 夫は二人目が欲しいというものの、実際に面倒を見ているのは主に妻という、日本の多くの家庭で起こっていそうな話し合いを表現しています。 そしてもし二人目を産んだ場合に、子供の成長を育む住まいをさりげなく描写しています。家を強くアピールすることなく、ターゲットである家庭の共感を得ており、SNS上で話題になりました。 広告効果は、推定1億円以上だったと言われています。

有名YouTuberとのコラボでブランディングする

動画広告でブランディングするには、有名YouTuberを活用するという方法もあります。 ファッションセンターしまむらでは、YouTuberのヒカキンさんとのコラボ動画を作っています。
ヒカキンさんは、チャンネル登録者数800万人超えの、国内トップYouTuberです。こちらのコラボ動画は200万回再生を超えています。 100万回再生すれば、ヒット動画と言われているので、この1本のコラボ動画だけでも、かなりのインプレッションがあります。 YouTubeの世界では、YouTuberの影響力が一番です。テレビタレントがYouTube進出で失敗することは珍しくありません。「郷に入っては郷に従え」という言葉があるように、テレビでウケることと、YouTubeの世界でウケることは別です。 それが、YouTubeの難しさであり、新規参入者の可能性の大きさでもあります。 また、動画マーケティングがテレビより効果的な点は、ターゲット層のみに絞って広告配信ができることです。ターゲット属性の状況に合わせた広告を出しましょう。 こちらの動画はパソコン機器などを販売するLenovoが、海外の有名YouTuberとコラボした事例です。
企業の公式アカウントなどで動画を広告として活用する事例もありますが、これは違います。 YouTuber本人の強力なアカウントで動画を公開しているので、たった2日で280万再生を記録しました。(2020年6月現在では4000万回以上再生されています) チャンネル登録者数は1600万人超えと、国内YouTuberの規模を大きく超えています。YouTuberをプロモーションに活用した成功事例の1つです。

ユニークなクリエイティブで動画広告を成功させよう

YouTubeを始めとする動画広告は、高コスパでプロモーションをする効果的な方法です。 そのためには、ユーザーが拡散したいと思えるようなものや、面白いと思われるクリエイティブが不可欠です。 今回ご紹介した事例を参考にして、視聴者の目に止まるようなコンテンツを仕掛けましょう。 ▼外部リンク 宮崎県日向市PR動画「Net surfer becomes Real surfer」 https://youtu.be/WsMU4OFnSeQ 宮崎県日向市PR動画「サプライズウエディング」 https://youtu.be/NRIxZZq9694 ベンツ GLAクラス スーパーマリオコラボ動画 https://youtu.be/kGF1kypCy1c アンダーアーマー「I WILL WHAT I WANT」 https://youtu.be/H-V7cOestUs タマホーム CM 二人目家族会儀 ふたりめの子供 https://youtu.be/wPPM6IC3IxU ヒカキン×しまむら https://youtu.be/pxTcV3B1sDw EEONEGUY https://youtu.be/adfO32D45Xs